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肥沼 健

入社1ヶ月でチームリーダーとして大活躍!新卒離れした異色のエンジニア・肥沼がハウテレビジョンを選んだワケ

開発部SRE(Site Reliability Engineering)チームリーダーの肥沼をご紹介します。

大学を休学してプログラミングを修行し、フリーランスエンジニアとして就業。ハウテレビジョン入社後は、わずか1ヶ月でチームリーダーに抜擢されるなど、経験も実力も新人離れしている肥沼。
どのような就活をしていたのか?現在のお仕事内容などをインタビューしました。

肥沼 健(こえぬま たけし) 
プロフィール

東京農工大学 工学部卒。
学部3年時に休学をし、フリーランスエンジニアとして活動。
フルスタックエンジニアとして業務システムのSaaS化や工程管理システムの開発に従事し、Web技術を幅広く経験。大学へ復学後、OSや仮想化に関する研究で情報処理学会の優秀な論文に付与される2021年度山下記念研究賞を受賞。
2021年4月、株式会社ハウテレビジョンに入社。

大学を休学して修業→フリーで活動。すべてを費やしてプログラミングに打ち込んだ日々

ーーハウテレビジョン入社前までの略歴を教えてください。

肥沼大学では情報工学科に進み、コンピュータの裏側の世界を学んでいました。

ただ当時は「Facebookを作りたい」という強い思いがありました。世の中に大きな影響を与えるようなウェブサービスの制作に携わりたかったんです。

だから大学3年の時に休学して、インターンやアルバイトで修行することにしました。学業をやりながら、という道もあったかもしれないけど、その時はとにかくすべてを費やしてやってみたかった。

そこから1年は修行、2年はフリーランスとしてお仕事をしていました。

ーー休学してまでというのはすごいですね。かなり珍しいケースではないですか?

肥沼自分が在学中の時は、周りにはいませんでしたね。

インターン自体そんなにやっていなかったように思います。やっていても、大学が紹介する就職に直結するようなものくらいだったかな。

みんな大学院に進むか、就活はほぼしないで研究室の伝手で会社を紹介されるか、どちらかの道がスタンダードで、休学してまでインターンなんてありえない(笑)
最近はインターンも当たり前で、自分が休学してまでやろうとしてたことを学生が普通にできる時代。変化しているのかなと思います。

ーーどんなインターンやお仕事をされていたのですか?

肥沼広告系の会社で、運用型広告のプランニングシステム開発を経験しました。

開発部にいたのは20人くらい。その中でエンジニアは15人くらいの体制。周りの社員と同じように会社に常駐しながら働いていました。

他の会社にもインターンにいったり、個人事業主として業務委託したりしていましたが、長期間で大規模な開発だったので思い出深いです。


そうして3年間休学したのですけど、いろいろと経験する内に、また学問をしっかりやりたいな、という気持ちが芽生えてきました。
サービス開発を突き詰める先に、アカデミックなこともしっかり学びたいと思えるようになったんです。
それで復学を決めて、講義は一番前の席で受けるくらい前のめりな気持ちで取り組みました。以前は講義の内容に興味が持てないこともあったりして、一番後ろの席にいるタイプだったんですけど(笑)

入社の決め手は「会社の土台作り」。入社1ヶ月でチームリーダーに抜擢

ーー新卒といっても既にバリバリの社会経験がある肥沼さん。引く手あまただったのではないでしょうか。ハウテレビジョンに入社を決めた理由は?

肥沼いろんな会社から声を掛けてもらえましたし、自分でも探して、たくさんの会社でカジュアル面談を受けました。

ハウテレビジョンはサマーインターンに参加したことがきっかけですね。会社の中身をよく知れましたし、私の就職活動の軸として、「会社の土台作りに関われる」というものがありました。

完全なスタートアップではなく、ある程度安定した状態にありながら、これから会社の規模を大きくしていく、もしくは新しいことをやろうとしているフェーズの会社を探していました。ハウテレビジョンはちょうど当て嵌まった会社だったんです。

ーー「土台作り」という点で、すでに体制が出来上がった企業を選ばないというのは分かるのですが、スタートアップを避けたのはなぜですか?

肥沼スタートアップの立ち上げ段階だと、機能をいかに早く、数をどんどん作れるかの作業になります。それも面白いんですけど、そうしたゼロイチでの開発は、これまでの経験で結構やってきたなという実感があって。経験したことのない、より難しいことをやりたかった。

すでに実装されている機能を、より多くの人に使ってもらうにはどうしたらいいか?機能的にどうあれば効率的なのか?エンジニアリングの力で、会社の基盤をより良くしていく経験をしたいと思いました。

だから、ある程度サービスの実績はあるけど出来上がりきっていない、これから成長していく会社がいいなと思い、ハウテレビジョンに入社を決めました。

ーー考え方が既に新卒離れしていますね…実際に入社されてからはどういった業務をされているんですか?

肥沼実は入社する10か月前くらいから、週2回くらいで業務委託していました。

内定を承諾する前だったんですけど、会社のことを知りたくて。入社を決めてからは、正社員になる4月から何をしていきたいか考える期間に充てることができました。


入社後、SRE(Site Reliability Engineering)チームに配属されました。

SREとはグーグルが提唱した概念で、直訳すると「サイト信頼性エンジニアリング」。リリースされたサービスを滞りなく提供できるようにし、最終的にはユーザーにちゃんと満足してもらえるように、ソフトウェアエンジニアリングを通して問題を解決していく役割です。
たとえば接続が遅いなどの不具合を限りなく減らすために、新しい技術があればそれを利用して解決したり、効率的に運用できるような仕組みを考えて開発したりしています。

入社前からSREにも少し携わっていたので、早々に生産性を高めるやり方を上司に提案するなど、率先して動いていました。
5月に入って、チーム編成の際にSREチームのリーダーに任命されました。

ーー入社1ヶ月でチームリーダーとはすごいですね!先ほどお話されていた、既存サービスの改善業務も出来ているように思います。

肥沼そうですね。

やりたいと思っていた「土台作り」を考えた時に、SREチームが一番影響力を出せる場所だと考えました。

リーダーをしている感覚はあまりなくて、それより良いチームであること、生産性の高いチームであることを意識しています。また大きなことを成し遂げるには、チームで立ち向かう必要があると思っています。

今は「外資就活ドットコム」を担当していますけど、開発面で会社全体に影響力を持つ存在になっていきたいです。

SREチームリーダーとして挑んだ「コンテナ化」。今後はチームの影響力をもっと上げていきたい

ーー肥沼さんがSREチームに入って、具体的に改善したことはありますか?

肥沼ひとつ挙げるなら、「コンテナ化」を行い、Kubernetesを導入したことです。

コンテナとはソフトウェアの仮想化技術のひとつで、アプリケーションに必要なOSやファイルなどをパッケージ化することで、環境を選ばずに手軽に開発することができます。

「外資就活ドットコム」は10年続いているサービスなので、レガシーな技術が残っている所もあり、時代背景に合わせた物に置き換える必要がありました。
コンテナを導入したことで、開発中のサービス環境の再現をはじめとした作業が容易で効率的になりました。
また、コンテナを大量に扱ってコントロールする基盤技術であるKubernetesを導入しました。これによって開発時の生産性を上げるだけでなく、サービスのスケールに柔軟に対応したり、信頼性の向上や他チームの開発で新しく何かをやっていく際に簡単にトライできるような土台を整えることができました。

ーー導入にあたって大変だったことはありますか?

肥沼これまで支えていた基盤をごっそり入れ替えるということになります。稼働中のサービスを止めずに入れ替えなければなりません。

サービス開始時から会社に在籍している人も少なく、状況の把握に苦労しました。開発チームを編成し、それぞれ調べては共有と整理を繰り返しました。

当然、開発の期日はあるので、ユーザーに迷惑をかけることなくできるか不安もありましたが、達成するためにチーム一丸で取り組みました。

大変でしたが、チームで大きな挑戦ができることは楽しかったです。いままでは個人で作業することが多かったので、チームで目標を達成していくことに楽しみとやりがいを感じています。

ーー今後、挑戦したいことはありますか?

肥沼チームリーダーになって、これまではチーム内の体制を整えるフェーズでした。

PdM(プロダクトマネージャー)をはじめ他部署の係わりが少なく、チームで意思決定することが多かったように思います。

解消したい課題に集中して向き合えたので、迅速な開発ができたという利点もありました。

しかし今後は、より多くのチームや他部署と連携し、開発と組織の成長の両面で影響力を持つ存在になっていきたいです。技術的な面で会社を支え、「組織の土台作り」という意味で広く関わっていきたい。

もちろん個人としても技術的な向上や、バックエンドの機能開発にも携わりたいと思っています。